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■生活習慣病 一過性脳虚血発作=脳梗塞の前兆にも=しびれや麻痺には注意
4月21日(水)
- 半身の麻痺やしびれが生じる一過性脳虚血発作は、その名の通り症状がすぐに回復することから、軽くとらえがちな病気だ。しかし、脳血管障害の一つで将来的には脳梗塞を発症する危険性もある。症状を覚えたら早めの通院が必要だ。
【症状】
めまいや半身の麻痺、しびれを始めとして軽い言語障害などが突発的に起これば要注意だ。
めまいに加え、体のふらつきやしゃべりにくさが伴った場合、この病気を疑った方がいい。
ほとんどの場合、数分から数時間で感覚が戻り症状は消えてしまうのが、一過性脳虚血発作の大きな特徴だ。そのために病院に行かずじまいの人が多い。
【原因】
脳の細小動脈が一時的に詰まったり、細くなったりすることから血流の流れが減少、これにより生じる病気だ。症状が比較的、短時間で回復するのはその間に血栓が溶けて流れたり、減少した血流が回復するためと言われる。
あなどれないのは、一度でも血栓が出来て血流が途絶えると、再発しやすいことである。ひとたびこの病気にかかると、数年以内に20〜30%の確率で脳梗塞を起こすと言われているので要注意だ。
この症状を引き起こす原因は二つ。覚えがある人は注目して欲しい。
まず高血圧や糖尿病のために、細い動脈の動脈硬化が進んで血管が狭くなっている時に、低血圧などにより血液の流れが弱くなり、その結果血液が滞留することで発症する。
もう一つは、心臓病を患っている人は、血管に血栓が出来やすく、その小さな血栓などが脳の血管を塞いでしまうため生じる。
高血圧や糖尿病、心臓病を抱えている人で、この症状が出た場合、気を付ける必要がある。
【生活習慣への助言】
車やエレベーターに頼りすぎず、適度に運動する▽十分睡眠をとり、ストレスをためない▽禁煙ーーなど日常生活を見直す必要がある。
また、食事も要注意だ。(1)塩分を一日に10グラム以内(2)血圧を下げるカルシウムを含んだ食品(リンゴ、枝豆、バナナ)とマグネシウムを含んだ食品(焼き海苔、昆布、ゴマ)などを食べる(3)動物性脂肪やコレステロールが多い食品を控えめに(4)アジやサバ、イワシなど青背の魚をなるべく食べるーーなどが対策だ。
日常生活でこまめに水分補給をすることも忘れずに。
【早期発見には】
高血圧を併発している場合には、細い血管の動脈硬化による血管狭窄が進み、より血管が詰まりやすくなっているので要注意。
しびれや麻痺などの症状が現れた時には、脳梗塞の症状か一過性脳虚血発作の症状なのか見極める必要がある。CTやMRI、心臓と血管の超音波検査を受ければすぐに判明する。
しびれや麻痺があった場合には、すぐに治まったからといって油断は禁物だ。
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