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■生活習慣病 難聴=生活習慣も一因に=怖い痴呆への発展
4月7日(水)
- 家族との会話や、友人との電話に不都合はありませんか?――年をとるにつれて、耳が聞こえにくくなるという人は多い。ただ、高齢だからとの理由で納得するのは危険だ。一見、生活習慣とは無縁に見える難聴だが、日常生活でいくつか気を付けたい事柄もある。難聴の症状と対策を紹介する。
【症状】
難聴には突然耳が聞こえなくなる「突発性」、長時間大きな音に接していた場合に徐々に、あるいは突然聞こえなくなる「騒音性」、老化により小さな音や高い音が聞こえにくくなる「老人性」の三種類がある。
難聴を引き起こすのは、耳垢栓塞、中耳炎、外耳道炎などが考えられるが、この場合は治癒は可能だ。
問題となるのはやはり「老人性」で、これは加齢によって引き起こされ、内耳の蝸牛の機能が低下することで音が聞こえにくくなる。また、中枢神経の機能も落ちるため、言葉の判断力も鈍るのも一因だ。
普通に発音された「あ」という音がひずんで聞こえた場合には老人性難聴の可能性がある。
【原因】
「突発性」は事故や気圧の変化、感染症、腫瘍などの病気が原因となる。また「騒音性」は長年、工事現場など音がうるさい環境にいることが引き金となる。「老人性」は前述した以外に、音を感じる細胞が減少、やがて小さな音や大きな音が聞こえにくくなる。一般的に六五〜七五歳まででは25%、七五歳以上では50%症状が見られる。
【生活習慣への助言】
「年を取ったから」と納得するだけでは、難聴を解決できない。いくつかの事柄を心がけるだけでも、発症や進行を遅らせることが可能だ。(1)イヤホンやヘッドホンなどのボリュームを上げすぎない(2)日系社会ではカラオケに興じる人も多いが、大きな音を聞いた後には静かな場所で耳を休ませる(3)騒音の大きな職場では耳栓をする(4)ストレスも難聴の原因となる。出来るだけ、ためこまないように――などを心がけよう。
【早期発見には】
耳が聞こえないと日常生活で不便を感じるだけでなく、「老人性」の場合は痴呆症につながっていくのが一番怖い。聞こえが悪いと感じたら、まず耳鼻科医の診察を受けた方がいい。
検査は外部の音を遮断した部屋で、オーディオメーターという検査を用いる。これは外耳や鼓膜、中耳の音を伝える部分に障害がないかをチェックする。
早期発見するほど、治療効果が上がるので少なくとも年に一度は検査を受けた方がいい。
また、もし老人性難聴の場合でも補聴器を用いるなどの対策を講じることも可能だ。
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