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■生活習慣病 動脈硬化=生活習慣の見直しを=兆候を見逃さず
1月28日(水)
高齢者の宿命とも言える動脈硬化――。加齢とともに忍び寄るこの症状は、心筋梗塞や脳卒中など生命を脅かす病気の原因となるだけに要注意だ。加齢だけでなく、生活習慣が大きく関係する動脈硬化の症状や対策を紹介する。
【症状】
まず、動脈の構造を知っていただきたい。内膜、内弾性板、中膜、外膜で構成される動脈には、心臓が押し出した血管が流れるため、弾力性と柔軟性を兼ね備えている。ところが、たとえ健康でも、加齢とともに動脈の壁は弾力を失い、硬くなっていく。さらに血管の内膜、または内膜下組織にコレステロールやカルシウムがたまって血管の内部が狭まり、血流が悪くなっていく。これが動脈硬化である。恐ろしいのは、自覚症状がないまま進行するため、心臓病や脳血管障害などが突然、発病する点だ。
細い動脈に起きる「細動脈硬化」は、喫煙などで末端の細い動脈が継続的に刺激を受けて、次第に柔軟性を失う。
比較的太い動脈では「粥状動脈硬化」が起こり、これは血中のコレステロールなどが血管壁に沈着するのが原因だ。
【原因】
血管の老化現象に伴う動脈硬化だが、決して高齢者だけの病気ではない。食生活の欧米化や運動不足、現代社会とは切っても切り離せないストレスなどによって、二十代や三十代にもその兆候が見られる。
食事や運動、喫煙、飲酒などの生活習慣によっても影響されるため、日ごろから健康管理を意識することが動脈硬化の予防につながる。
【生活習慣への助言】
生活習慣を見直すだけで、かなりの改善につながる動脈硬化。ここで紹介する六項目をぜひ、実践してもらいたい。
(1)脂身の多い肉など動物性脂肪を控える(2)血圧は基準範囲で管理(3)動脈硬化を促進する喫煙は、止めるか量を減らす(4)しっかり休養、睡眠を取りストレスを減らす(5)適度に運動する(6)万病につながる肥満を避けるためにも「腹八分目」にーー。
【早期発見には】
まず、体が発するSOSサインを見逃さないこと。 具体的には(1)頭痛(2)肩こり(3)めまい(4)耳鳴り(5)のぼせやすい(6)疲れやすい(7)動悸がするーーこうした症状に思い当たれば、すぐに病院に。
また定期検診も重要だ。血圧や総コレステロール、中性脂肪などの値を調べたり、糖尿病や肥満の有無によって動脈硬化の進行度を判定する。
〈動脈硬化を放っておくと〉
脳……脳出血・脳梗塞
眼底…眼底出血・網膜症
心臓…心肥大・狭心症・心筋梗塞→心不全
腎臓…腎硬化・萎縮腎→腎不全
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