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■生活習慣病 肝脂肪=飲酒はほどほどに=忘年会シーズンでも休肝日を

12月24日(水)

 忘年会や新年会が続き、肝臓を休ませる時間がないとこぼすことも多くなる時期。適量を飲めば「百薬の長」となるアルコールも度が過ぎると様々な症状を引き起こす。アルコール性肝障害の症状や対策を知り、年末年始の対策にしてもらいたい。
 【症状】
 過度の飲酒によって肝臓が負担を受け起こる病気の総称で初期には肝細胞に中性脂肪がたまって肥大化し、肝臓が全体的に腫れる「アルコール性脂肪肝」となる。軽い腹部の不快感や疲れやすさ、食欲不振、体重減少などがみられる。
 脂肪肝はしばらく禁酒すると治るが、さらに大量飲酒を続け、負担を増すと肝臓の繊維化がますます進み肝臓の働きも低下するアルコール性肝硬変へと移行。黄だんや疲れ安さ、吐き気、上腹部痛がでることもある。
 一般的にアルコール性肝障害は徐々に進行するが、急に症状が出るのが「アルコール性肝炎」。これは要注意で強い黄だんや発熱、意識混濁などを伴う。
 【原因】
 アルコールや薬などの代謝解毒をつかさどる肝臓だが、長期間に渡るアルコールの摂取が肝臓に負担を与え、結果としてアルコール性肝障害に至る。
 摂取の目安としては、毎日日本酒三合を飲み続けると五年以上で、毎日五合を十年以上、飲み続けるとアルコール性肝硬変となる可能性が高まる。
 また、女性は特に要注意だ。一日二合以上の飲酒を継続すると肝障害を起こす可能性がある。
 【生活習慣への助言】
 アルコール性肝障害の最大の治療法は何といっても「禁酒」に限る。アルコール性肝炎の場合は禁酒して一〜二カ月で肝機能も改善するが、油断は禁物だ。
 日本酒は一〜二合、ビールなら大瓶一本、ウイスキーならダブル一〜二杯を限度にする。また、週に二日は「休肝日」を設ける。
 日常生活では(1)良質たんぱく質の摂取(2)ビタミンとミネラルを摂取(3)原則禁酒(4)砂糖は控えめにーーなどに配慮すること。
 【早期発見には】
 年に一回は肝臓の検査を受ける必要がある。
 また初期には自覚症状がほとんどでないので、飲酒の機会が多い人は年に二〜三回は血液検査を受けて、肝機能をチェックする。
 アルコール性肝障害は、最初脂肪肝だったものを放置しておくとやがて肝硬変へ移行する。ただ、早期発見し断酒すれば、肝臓ガンに進むことは少ない。

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