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生活習慣病 骨粗鬆症=カルシウム摂取を=高齢女性はいっそう注意

9月10日(水)

 更年期を迎えた女性を中心に高齢者の悩みの種となる「骨粗鬆症」の症状と対策を以下に述べたい。
 【症状】
 骨にたくさん穴が開いて、鬆(す)が入った状態になるのが特徴。このため、骨が軽石のようにもろくなり、転んだ拍子に手首や太ももの骨が簡単に折れたり、腰や背中が慢性的に痛むようになる。老人が寝たきりになる原因も、骨粗鬆症が原因の骨折であることも多い。
 女性に特に多く、閉経後から年を取るにつれて増加するが、最近ではダイエットなどによるカルシウム不足から若い女性にもみられる。
 【生活習慣への助言】
 体内のカルシウムの九九%は骨と歯に蓄えられるが、血中にも一定のカルシウムは必要となる。しかし、食物から十分なカルシウムが補給されず、血中のカルシウム量が不足すると、骨が溶けだし、血中のカルシウムを補おうとする。この状態が長く続くと骨粗鬆症となる。
 運動不足▽陽に当たる機会少ない▽牛乳・乳製品をとらない▽魚を食べない▽小柄で痩せている▽閉経している▽手術で卵巣を除去している▽大酒飲み▽ヘビースモーカー||などがなりやすい。
 対策は(1)カルシウムを食事でとる。日本人の食生活でカルシウムは不足がち。成人では一日に600ミリグラム。妊娠・授乳期で900〜1100ミリグラム、閉経後の女性は800〜1000ミリグラムを目安に、牛乳や小魚、大豆製品、野菜、海藻を食べる(2)運動しないとカルシウムは吸収されないので、週に三回、一日三十分以上ウオーキングやスポーツをする(3)骨がカルシウムを吸収するにはビタミンDが必要。ビタミンDは、日光に当たることでつくられる。また、干し椎茸や青魚、卵、レバーにも含まれるので積極的に食べる。
 【早期発見には】
 骨量を測定するには、脊椎や大腿骨頸部などにX線を照射して測定するDXA法と、かかとの骨に超音波を当てる超音波法がある。また、どの年代の人も自分の骨量を知るために早めに検査を受ける。

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