■20世紀−コロニアの20人          2000/01/01

 日本人の海外発展史にあって、二十世紀はブラジル移住の世紀でもあった。移民前史からのほぼ百年をかけて二十五万人余が移住。扶植された子孫は百四十万人におよび、海外最大の日系集団地を築き上げた。この間、コロニアは各分野に多くのパイオニア、指導者を得て、裾野の広い活動を営んでくることができた。そこで今世紀最後の年にちなんで対伯移民史を通観し、「二十世紀ッコロニアの二十人」を以下に掲げてみた。もとより本紙編集局内にとどまる評価だが、改めてこれら偉材、俊傑の事績を振り返ることで二十世紀へのレクイエムとしたい(掲載は五十音順=敬称略)。

■赤間みちへ ■鈴木悌一 ■中尾熊喜 ■水野龍
■上塚周平 ■鈴木貞次郎 ■中沢源一郎 ■山本喜誉
■斉藤広志 ■竹中正 ■細江静男 ■宮坂國人
■佐藤念腹 ■橘富士雄 ■蜂谷専一司 ■宮腰千葉太
■下元健吉 ■田村幸重 ■間部学 ■渡辺トミ・マルガリーダ


 選考方法について


 「コロニアの二十人」の選考基準は、一世、二世を問わず指導的立場からコロニア各界をリードし、その発展に著しく貢献し、また日系人のこの国における社会的地位向上に多大に寄与した、故人を含むブラジル在住日系人とした。
 選考にあたっては、最初に五十人の候補を選んでこれを二次選考で三十四人に絞り、その上で編集局員五人が配布された候補リストをもとに選出する方法をとった。「本紙が選んだ」ことから、新聞発行人や編集者などはあらかじめ割愛した。事績などの紹介内容は、主に『日本・ブラジル交流人名事典』(パウリスタ新聞社刊)による(記載は五十音順)=敬称略=。