【リオ市発】「悪魔にやられた。こりゃ、日本の地震と同じだ」。昨年正月のイーリャ・グランデ島の土砂崩れに続き、今年もリオで悪夢が蘇えった。800人以上の死者を出した今回の大水害に現地日系家族も苦しみ、そんな怨嗟の声が聞こえる。リオ山間部の被災地へ、聖市御三家の呼びかけで集まった心のこもったコロニアの救援物資をなるだけ早く届けたい―。そんな気持ちで、3トンの支援物資をトラックに積んで駆けつけたサンパウロ日伯援護協会役員らは被災地の厳しい現実を目の当たりにした。22日から現地入りした記者が現地の生々しい様子や、支援物資の到着を喜ぶ現地の声を伝える。(長村裕佳子記者) 《1》=緊急事態に一致団結=日系家族を襲った悲劇 《2》=高級マンションが全壊=「誰が予想できたか?」 《3》=安否心配して一軒一軒へ=私事は後回しの渡辺会長 《4・終》=困難な会館の復旧作業=共助精神で地域に一体感