ブラジルは1990年代、大豆をはじめとした穀物の生産量が大幅に伸び、農産物純輸出額では現在、世界一になっている。とくに大豆の生産量、輸出量では アメリカに次ぎ、ともに世界2位を誇る。その背景にあるのがセラード開発だ。しかもセラードには、いまだ開拓可能な土地が、牧草地からの転用も含めれば、 約2億ヘクタールもあるといわれ、潜在的な生産力は農業大国・アメリカやオーストラリアをはるかにしのぐ。 【今年3月にセラード取材を行った家の光編集部・佐藤哲也記者の『地上』6月号で掲載された記事(一部加筆・修正済み)を転載する・編集部註】 (1)=最高の気候、最悪の輸送 (2)=ミナス・ウナイの農協を訪問 (3)=投資型農業、農協も立ち上げ (4)=広がるGMO大豆の栽培 (5)=効果的コストで驚異的収量 (6)=土地の代金は大豆現物で (終)=大豆、トウモロコシ、棉の輪作で土壌が安定