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■歓喜する韓国社会―イタリア戦勝利に沸く

6月20日(木)

 十六日夕、サンパウロ市内の韓国人街ボンレチロは強豪イタリアから始まり、熱狂が静まったと奪った大金星に早くも〃優勝気分〃に包まれた。試合後、数時間が経った後にもかかわらず、興奮は未だ覚めやらぬ様子で、大きな韓国旗がそこかしこで振られた。うれしさ余ると太鼓をたたくのが韓国の人々。ドンドンドン、カンカン。勝利の旋律があかね色の空に響き渡っていた。
 午後五時半過ぎ。仕事を終えた人たちの流れはアパレル店舗が軒を連ねるリベイロ・デ・リマ通りに向かった。付近一帯は自然と歩行者天国に。無数の爆竹音が祭りのスタートを告げた。
 国旗をマントのように身にまとった若者の一人が「ビバ・コレア」と絶叫。ウォーと群集が続く。「アジアのトラ」がブラジルでもほえた。テーブルの上で音頭を取る中年男性は赤シャツに鉢巻き姿だ。なべぶたのようなものをたたく主婦もいる。巨大な韓国旗に包まれた宣伝カーからは終始けたたましい音楽が流れる。歓喜の踊りは止まらない。結局、テレビ中継もきは午後八時を過ぎていた。
 主催したのはブラジル韓国人協会。韓国勝利の報を受け、早速、垂れ幕を準備するなど迅速な対応を見せた。同協会の事務局長リー・ジュニョンさんは「次回の試合は午前三時半から。時間的には今日のように盛り上がるのは難しいかもしれないが、この調子だと勝つだろうから、また忙しくなるね」とその目はベスト4入りを確信していた。

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