ウルグアイ移住百周年、アルゼンチンで開かれた「バードライフ・インターナショナル世界大会」などへの出席のために南米を訪問された高円宮妃久子さま。二十日午後にはイビラプエラ公園内の慰霊碑や日本館、史料館などを訪問された。 私的な訪問ということもあって、六月の皇太子さまご来伯の時とはうって変わって警備もごく少数で、歓迎に出迎えたのは関係者以外に誰もいなかった。報道陣も邦字紙だけと少々寂しい状況だったように感じた。 しかし、逆に人が少ないおかげで、久子さまはゆっくりと時間をかけながら、一つ一つ展示などを見学され、関係者からの説明に聞き入っている姿が印象深かった。 行く先々で熱狂的な歓迎を受けた皇太子さまとは違った形で、ゆっくり観賞された久子さまは、伯国における日系人の一端を感じ取られたのではなかろうか。 (貴)