南米での生産販売の強化、また更なる新規顧客の獲得を目指すため、トヨタ・ド・ブラジルは〇三年、トヨタ・ダ・アルゼンチーナと共同して、トヨタ・メルコスルを結成した。 同メルコスルはアルゼンチン・サラテ工場に九億米ドルを投入。カローラやステーションワゴンのカローラフィールダーを生産するブラジル・インダイアトゥーバ工場と連携する工場になった。 加えて同工場に二億米ドルを投資して、ピックアップトラック型のグローバル戦略車「IMV」(ハイラックス)の量産に南米で初めて着手。〇五年には年間十万台以上の生産レベルに達し、南米各国への輸出と生産を支える重要な地位を占めるようになった。 地域経済の活性化と発展に貢献しながら、職業雇用の供給と安定、環境と調和した発展を目的とするトヨタ・メルコスル。その結成は大きな成果をあげ、両国で五千人超の協力者(従業員)を抱える生産体制を整えた。