一世紀の節目にあたり、伯国大地に最も長く住む日系人は、笠戸丸移民を両親に持つ二世最高齢の具志堅金城カルメさん(98歳)だ。続いて、一九一二年に第三回移民船・厳島丸で渡伯して九十五年間を過ごす最古移民の大原綾子さん(101歳)。この百年間に着々と世代を重ねた笠戸丸移民子孫は、ついに大西エンゾ裕太くん(3歳)ら六世世代に至った。この三人に焦点をあて、百年の歳月をたどってみた。
《その1》2世最高齢の金城カルメさんは98歳
《その2》最古移民は、第3回移民船の大原綾子さん