日系社会ニュース
ニッケイ新聞 2007年12月29日付け
(4)「VIVA・JAPAO」始まる
サンパウロ州政府教育局がブラジル日本移民百周年を記念し、〇七年二月に発表。翌月からスタートした日本文化教育プログラム。予算は三百万レアル(百五十万ドル=約一億五千万円)。
州内公立五千五百校、六百万人の生徒を対象としており、授業の各科目のなかで日本について学ぶ。発表会として各校で文化祭が催された。
三百五十校の五十万人(〇七年十二月現在)が参加。現在の日本ブームを反映してか、生徒たちの反響も大きく、教育局は一年延長を検討している。
同プログラムを提唱したのは、十歳で福岡県から移住した日野寛幸・教育局企画・予算担当。
かつて、公立校で特定の国や民族を取り上げ、教育のテーマとしたことがないことから、「批判を受けるのでは」と危惧していたが、今まで一件の苦情もないという。
世界に類を見ない親日国であるブラジルは、百周年を機に、教育を通じた将来の友好関係を約束した。
なお、〇八年六月二十一日にサンパウロで行なわれる百周年式典で優秀校が表彰される予定となっている。