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T・サンパイオ街の〃怪〃広告
4月11日(金)
ギブスに車椅子。バスに貼られた広告にしてはシュールで変わっている。
なんだろうと目を凝らせば、《モグリの交通手段を使った人のためのリハビリ器具―危険を避けて、バスに乗ろう》と書いてある。
乗り合いコンビ(通称ロッタソン)は事故に遭いやすい、と云うわけだ。確かに。荒い運転で飛ばすロッタソンには幾度となく、ヒヤヒヤさせられている。車体ももろそうだし。
でもバス業界だってえらそうなことは言えない。この七、八日にはサンパウロ市の路線バス会社三十九社がスト入り。三百五十万人の市民が足を奪われた。
昨年から今年にかけて一体何度目のストだったろうか。いずれにせよ、その度に活躍(暗躍?)してくれたのが、無法者を含めたロッタソンであることは事実だ。
ブラジルの宣伝業界の実力は世界でも折り紙付き。こんな広告にもさりげないウイットが効いている。
日本人も多く住むテオドロ・サンパイオ街での一コマ。取材途中でパチリ。 (大)
☆
今週から週一回、気になる人や街角での風景をお伝えします。
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■T・サンパイオ街の〃怪〃広告(4/11) |