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■早大ソフトボール部から二選手―女子チーム指導―「野球より難しい」と説明
1月12日(土)
早稲田大学男子ソフトボール部から、白石哲太郎さんと小倉豪さんの二選手が、ブラジル女子チームの臨時特別コーチとして十日来伯。さっそくイビウナ市のヤクルト球場で指導に当たっている。二人は十八日まで滞在し、クリチーバ市でも講習会を開く。ブラジル野球・ソフトボール連盟は三年前から同大学の現役選手をコーチとして招いている。
欧州では野球よりも盛んで、オリンピックの正式種目になっている女子ソフトボール。ブラジル代表チームは昨年のパン・アメリカン大会で八位の成績を残した。四年前は十四位。国内の競技人口はまだ二千人程度というが、徐々に実力を伸ばしている。最近、日本の実業団チームに入団した投手も輩出した。
早稲田大学男子ソフトボール部は昨年の全日本選手権で準優勝し、アメリカのワールドシリーズにも出場。白石、小倉の両選手はチームの要として活躍中だ。
共に小中学校時代は野球部に在籍していた。ソフトボールの魅力を尋ねると、キャプテンを務める白石さんは「競技性とレクリエーション性がある。男女を問うことなく、生涯スポーツとして楽しめる」。一方、投手の小倉さんは「スピード感」を強調した。
小倉投手の平均球速は百十五キロ前後だが、ホームベースとの距離が十四メートルしかないため、野球で言えば百六十キロ近くに相当するという。また、塁間も短く、選手は三秒未満で駆け抜ける。「野手と走者の接触が多発し、アウト、セーフの判断は野球よりもずっと難しい」。
大味な打撃戦にはなりにくい。細かいバントを駆使するような足を生かした攻撃が要求される。ソフトボールは豪快さと繊細さの両面を合わせ持った難しいスポーツのようだ。男子チームが存在せず、専門のコーチがいないブラジルだけに、二人の指導に期待がかかる。 |