『海を渡ったサムライたち(邦字紙記者が見たブラジル日系社会)』の紹介

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■ブラジル日系社会の最新事情を現地から伝える本
『海を渡ったサムライたち(邦字紙記者が見たブラジル日系社会)』
6月から日本で発売開始

  2004年9月の小泉総理来伯以来、日本とブラジルの親交機運は加速度的に高まってきました。今年5月には中川農水大臣も来伯し、2008年の日伯交流年、ブラジル日本移民百周年に向けての日伯交流ムードは大いに盛り上がる兆しをみせています。
 2国間において重要な節目の年を迎えるにあたり、ニッケイ新聞社なりに貢献できる何かを模索し、この6月に日本で『海を渡ったサムライたち(邦字紙記者が見たブラジル日系社会)』を出版することになりました。ブラジルや日系社会のことを知るのに絶好の本であると自負します。
 ブラジルの邦字紙の歴史は90年以上と古いです。ですが、今回のように連載記事をまとめて日本で出版するのは、これが初めてです。これを機に、日本国内で少しでも、ブラジルや日系社会に対する関心が高まることを期待しての企画しました。これは98回目の移民の日を記念すると同時に、百周年に向けての準備の一環です。
 日本の幻冬舎ルネッサンスから発売される当著は、ニッケイ新聞紙上でここ4年の間に連載された記事の中から、日本の方向けに興味を持ってもらえそうなものを1冊の本にまとめたものです。この本には現代ブラジル社会、とりわけ日系社会の新しい姿がちりばめられています。
 現在話題をさらっているサッカーのドイツW杯にちなみ、ネルソン吉村からラモス、三都主まで、日本に渡ったブラジル生まれのサッカー選手たちのアイデンティティや心の軌跡をたどる表題の「日伯セレソン物語―海を渡ったサムライたち」、祖国を愛するがゆえに引き起こされた第二次大戦中の悲劇と混乱を描いた「57年目の記憶―コロニアが見た戦争」のほか、カラオケ・アニメ・漢字などの海を渡った日本文化の変容を探る「越境する日本文化」、日本人として人格形成してからブラジルに帰国したデカセギ子弟の現地適応問題を扱った連載など、ブラジル日系社会の姿を現地から見つめた様々なレポートが掲載されています。
 編集を担当したのはアスミ工房(東京都渋谷区)で、元パウリスタ新聞記者の田口義博さん。今後、ブラジルとのつながりを持って出版事業を展開する予定をしている。この企画は何年も前から温められてきましたが、OBである田口さんの全面的な協力を得て今回初めて実現することになりました。
 今まで、出版物やテレビ番組は日本から日系社会へ一方通行でした。これからは相互交流の時代。2008年に向けて日本でいろいろなブラジルの情報が広まる一助になればと考えています。
 ぜひご一読を。

■書籍データ■
『海を渡ったサムライたち(邦字紙記者が見たブラジル日系社会)』
ニッケイ新聞編集局報道部・著
アスミ工房・編集
価格:1800円+税
ISBN 4-7790-0053-X
発行:ルネッサンスブックス
発売:幻冬舎ルネッサンス

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